これからの時代は「話せること」が大事?
英語の勉強は大きく分けて学科と英会話の2種類がありますが、これからの時代は特に「話せること」が大事になります。
今後はTOEICなど筆記テストの点数は重要性が低下していくかもしれません。
将来的にビジネスで役立つスキルを身に付けたい方は英会話に重点を置くとよいでしょう。
話せる重要性が高まる理由
これからの時代に「話せること」が大事になる理由は次の3つです。
- AIによる自動翻訳技術の発展、普及
- ビデオ通話によるコミュニケーションの増加
- グローバルビジネスの増加
AIによって多くの仕事が奪われる恐れがあり、翻訳の仕事がなくなる可能性が高いという話は有名ですよね?
英会話もAIによる自動翻訳が発展すれば不要になると思われるかもしれませんが、読み書きなどの英語スキルに比べて仕事が残る可能性が高いです。
未来のビジネス環境
今後はAIによる自動翻訳だけではなく、内容のチェックをする能力が高まっていく見込みです。
現時点では契約書など英語を活用した書類の作成・内容確認が重要ですが、こうした文章の作成・内容チェックはAIによる自動翻訳・自動識別で対処するように変わっていくでしょう。
会話に対する翻訳もAIに奪われるシーンが増える見込みですが、商談や会話をスムーズにする目的で英語を話せる人材は重宝されます。
AIと同様にシェアを高めているサービスがZoomなどのビデオ通話です。
ビデオ通話を通じたオンラインのやり取りでは、翻訳機によるタイムラグがある会話はストレスに感じます。
また、ビデオ通話が普及すればオンライン商談やオンライン会議をする機会が増加し、メールや資料作成など書面でやり取りをする機会が少なくなるでしょう。
このように未来のビジネス環境は人の手で文章作成や英語の文章確認、内容の精査をする必要性が下がる一方で、英会話スキルは一定の需要を確保する可能性が高いです。
IT技術の進化が続く時代だからこそ、読み書きするTOEICなど学科的な英語力よりも、英会話のスキルが重視されるように変わっていくでしょう。
グルーバルビジネスの増加
グローバルビジネスは年々増加していて、身近な所でグルーバル化を身近に感じられるようになってきました。
たとえばネット通販では外資系のAmazonが国内トップシェアを誇り、ネット通販で海外の商品を直接購入することが容易になりました。
輸出入による貿易が増えていくだけではなく、国内におけるインバウンド効果も大きな成長を期待できます。
外国人旅行客の誘致は政府が力を入れて取り組んでいる国策です。
昨今は世界的な感染病の流行で大幅に減少してしまいましたが、ワクチンが登場するなど問題を解決できればV字回復する可能性が高いです。
前述で紹介したビデオ通話によるコミュニケーション増加の影響もあり、今後は日本にいながら外国人と英語でコミュニケーションを取るビジネスが増えていくでしょう。
Youtubeの進歩
YouTubeはここ数年で大きな成長を遂げ、今や世界でもっとも影響力が大きい媒体と言っても過言ではありません。
今後もYouTubeの需要は拡大していく見込みで、グローバル化が進んでいく可能性が高いです。
YouTubeの海外向け需要が今より高まれば、英語を使って日本から海外へ発信するシーンが増えていくでしょう。
ユーチューバーと呼ばれる広告収入や企業案件で稼ぐ演者だけではなく、企業や商品のPRでYouTubeを活用するケースが増えていく見込みです。
動画媒体の需要拡大・グローバル化が進めば、当然英語を話せる人材も重宝されていきます。