どのように英語を習得するのが良いか、様々な勉強法を比較してみましょう。

英語習得のカギは勉強法−自分にとって効率の良い手段を選ぼう!

英語を学ぶ手段は何が良い?

英語を学ぶ手段は主に次の種類があります。

 

  • 留学
  • 英会話スクール(グループ、個別)
  • 英会話カフェ
  • 独学(通信教育、書籍、動画など)
  • オンラインレッスン
  • オンライン教材

 

もっとも効率が良いのは留学ですが、費用と時間がかかってしまうというデメリットがあります。
英語を学ぶ最適な手段は個人の環境や予算によって大きく変わってきますが、高いモチベーションを持って継続的に勉強することが英語習得の必須条件になります。
まずは費用のかからない手軽な方法から実践するのも悪くないですが、独学での勉強では集中できない方や3日坊主で終わってしまう方は、モチベーションを維持しやすい学習法を検討してみましょう。
英語を学ぶ手段ごとのメリット・デメリットをまとめました。

 

@留学

 

留学先に到着した女性

 

英語を学ぶ手段の中でも、留学はもっとも英語習得率が高いです。
予算と時間に余裕のある方は留学を積極的に検討してみてください。
貯金がない場合でも、現地で働きながら勉強できる「ワーキングホリデー」など、安く留学できる手段もたくさんあります。

 

なお、長期間の留学をしたとしても、必ず英語を習得できるとは限らず、本人のモチベーション(やる気)が重要です。
英語の習得率を上げたい場合は、ホームステイをする、日本人の少ない留学先・現地の教室を選ぶなど、厳しい環境を用意するとよいでしょう。

 

A英会話スクール

 

英会話教室の講師

 

英会話スクールは留学を除く国内での学習法でもっとも効率的です。
グループレッスンとマンツーマンレッスンによって内容や向き・不向きが変わってきますが、予算に余裕があるなら積極的に検討してみるとよいでしょう。

 

昨今は親子で一緒に受けられる英会話スクールや、親子割・家族割プランを用意する英会話スクールが増えています。
オンラインの授業とは違って、目の前で舌の動かし方など発音のコツを教えてくれるので、ネイティブな英会話を身に付けたい方におすすめです。

 

B英会話カフェ

 

英会話カフェで会話をする様子

 

英会話カフェは、手軽かつ低価格で日常生活の中に英会話を取り入れられることで話題になっています。
基本的に日本語禁止ですが、常駐スタッフや常連客がボディランゲージを使いながら言っている意味を教えてくれます。

 

英会話カフェのデメリットは、人数が多い状況でも会話へ参加する積極性を求められることです。
間違っていてもいいので意欲的に発言できるかが成長のカギです。

 

親子と一緒に通いやすかったり、予約が不要であったりなど、比較的融通を利かせやすい環境となっています。
子どもの発熱で月謝を無駄にしてしまう、という心配もしなくて済みますね。
決まった時間にレッスンを受ける環境に抵抗がある人は、是非英会話カフェを利用してみてください。

 

C独学

 

独学はもっとも安上がりで難易度の高い学習法ですが、昨今はYouTube動画や無料のWeb商材など独学で英語を学べる環境が充実してきました。

 

ただし、独学だけでネイティブな発音を身に付けることは非常に困難です。
主にTOEICや学校の試験で良い点数を出したい方におすすめの勉強法です。

 

英会話スクールやカフェなど他の学習法と併用すると、効率的な習得につながるでしょう。

 

Dオンラインレッスン

 

オンラインレッスンで英会話を学ぶ子ども

 

2020年に入ってから新しい生活様式への変化や高画質のビデオ通話サービス「Zoom」の普及などによって、オンラインレッスンの需要が大幅に高まりました。
ビデオ通話の品質そのものが向上しているので、まるで講師が目の前にいるような環境で発音や舌の動かし方の指摘をしてもらえますよ。

 

費用が安くて自宅からでも気軽に利用できますが、オンラインレッスンには以下のデメリットがあります。

 

  • 気軽すぎてモチベーションを維持しにくい
  • グループレッスンだと質問しにくい雰囲気がある
  • 通信環境が悪いと費用が無駄になる恐れがある
  • 幼少期の子どもと一緒に受ける場合、スピーカー越しの音声は肉声に比べて効果が低い

 

一番のデメリットは高いモチベーションで継続的にレッスンを受ける人が少ないことです。
自宅での勉強だと集中できないという方は、カフェやスクールに通うなど環境を変えた方がよいでしょう。

 

昨今はオンラインの英会話カフェが増えるなど、英会話のオンラインサービスが多様化しています。
都度払いのリーズナブルな料金で利用できるサービスがたくさんあるので、気になった方は一度挑戦してみるとよいでしょう。

 

Eオンライン教材

 

オンライン教材は独学や学校の授業と同様に、学科と講師による動画配信の授業が中心です。
TOEICや学校の試験で好成績を残したい方に向いている学習法で、会話のキャッチボールがないオンライン教材はネイティブ発音の英会話習得には向いていません。

 

初歩的なことですが、会話力をUPさせたいのか、試験の点数アップさせたいのかなど、目的をはっきりさせて、自分に合った最適な勉強法・学習サービスを見極めましょう。

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